【インタビュー】第2回 整理収納アドバイザー×コーチ 岸本麻衣さん

「〇〇×コーチ」インタビューシリーズ。 

ここでは、コーチのスキルを持ったその道のプロの皆さんをご紹介していきたいと思います。さて、第2回目のゲストは『整理収納アドバイザー×コーチ』の岸本麻衣さん。現在育ち盛りの3人の男の子のお母さんでもあり、雑誌「Mart」やセミナー講師としてもご活躍されている麻衣さん。整理収納を通じて「なりたい自分」づくりを応援していらっしゃる麻衣さんに整理収納やコーチング、そして子育てについてもお伺いしてみたいと思います。

( interviewer / Jun)                       

― 今日は麻衣さんに色々聞いてみたいことがあるのですが、まずは、麻衣さんは3人の男の子のお母さんということですが、お子さんは今おいくつですか? 

岸本麻衣(以下麻衣さん):下から小学2年生、中学1年生、高校2年生です。 

Jun:私のイメージする男の子のお母さんはがっちりと当たり負けしないような、男前な女性なんですが、麻衣さんからはとてもそんなイメージは感じません。

 麻衣さん:ありがとうございます。

 Jun:うちにも男の子がいますが、私の場合はどちらかというと「いつでもかかって来いっ!!」というタイプなので息子たちからも鉄壁のような扱いを受けますが、麻衣さんには「僕たちがお母さんを守ってあげたいんだ!」と思わせるような女性らしさがありますね♪

 麻衣さん:そうですか?ありがとうございます。 

― お子さんが3人いると、それだけでもモノがたくさん増えるイメージですが、麻衣さんのおうちもやはりお子さんのモノはたくさんあるのですか? 

麻衣さん:いっぱいありますよ!! 

Jun:Instagramなどを拝見していると、麻衣さんのおうちはとても女性らしいインテリアで、清潔感があっておしゃれですね。育ちざかりの男の子が住んでいるとは思えない!やっぱり、きれいな状態をキープするのには、何かコツがあるんでしょうか?

 麻衣さん:子供には子供のプライベートがあるので、個々の部屋は一切触りませんが、家族みんなで共有するお部屋(例えばキッチンやリビング、洗面やトイレなど)はきれいにするよう心掛けています。一応、本を片付ける場所などは決めていますが、テスト前になると息子の部屋は大量のプリントであふれかえっています。 

Jun:へぇ~。じゃあ、テスト前の子供さんのお部屋は大変なことになっていると・・・。 

麻衣さん:そうなんです。でも、それも子どもたちにお任せしています。みんなが共同で使う場所をきれいに整えておくと、それが自然と身についているようで、テストが終わると子どもたちが自分の部屋を勝手にきれいにし始めます。 わが家なりの「すっきり」の感覚が身についていて、どうやら、自分の部屋を片付けることですっきりするみたいです。 

Jun:それは素晴らしい!!うらやましいです。

 ― そもそも、麻衣さんが「整理収納アドバイザー」になろうと思ったのはどうしてですか? 

麻衣さん:アドバイザーになろうと思ったきっかけは、実は整理ができなかったからなんです。 

Jun:ええーっ!!そうなんですか!?もともと片付けるのがお得意なのかと思ってました。

 麻衣さん:独身の頃から買い物が好きでとにかくモノが多かったんです。結婚後も、多くは実家に置いてきたにもかかわらず、どんどんと増えて、夫のモノと私のモノで当時住んでいたアパートの一部屋が占領されるほどだったんです。「部屋をきれいにしたい!」という思いはあってもできなくて、それでも物を買ってしまって、子どもも生まれて、また、物が増えて・・・。でも、長男が2歳の時に「これじゃ、よくない!!」と思い、理想の暮らしが思い浮かべました。ちょうどやましたひでこさんの断捨離ブームの時でその流れに乗って「整理収納を学ぼう!」と決心しました。学んでから分かったことですが、整理収納をする上で一番大切なことは「どんな暮らしがしたいか思い浮かべること」なんです。当時、私にも「理想の暮らし」が思い浮かんだのもきっと何かのご縁だったんですね♪ 

― では、コーチングを学ぼうと思ったきっかけは? 

麻衣さん:コーチングを知ったきっかけはワタナベ薫さんの本に出会ったことです。薫さんの本を読んで「整理収納と似ているな」と思いました。「もしかしたら、整理収納とコーチングをいっしょにやったらいいかも!」とも思い、学び始めました。


 ― 実際に整理収納にコーチングを取り入れられて変わったことは? 

麻衣さん:コーチングを取り入れるまでは、例えばクライアントの方から言い訳を言われると「どうしよう」と困っていましたが、「じゃあ、どうしたい?」と質問できるようになりました。クライアントが整理の何が苦手に思っているのかをつきとめやすくなりました。言い訳の原因がわかるようになったんです。コーチングを学んだ事で聴く力がついて「できないと言い訳されても大丈夫!」と自信をもって聴けるようになりました。クライアントの心の底にあるものを見つけ、本当の原因を見つけることで「できなかったこと」ができるようになるんですよ♪ 

Jun:コーチングと整理収納、共通点がたくさんありますね

 麻衣さん:お部屋を整えるためには、まずどうなれば自分がすっきりするのかを知る必要があります。誰かのマネをしても自分の理想の暮らしにはなりません。 

Jun:確かに。私も「無印のような部屋にしたい!!」と無印グッズで無印っぽくレイアウトしたことがありますが、自分の理想の暮らしは手に入らなかった経験があります。無印っぽい見た目にすると、私にとっては使い勝手の悪い部屋になりました。 

麻衣さん:そうなんです。整理収納もまずは自分を知ることから始めることが大事です。

 Jun:クライアント自身が自分を知る(=自分の価値観を知る)必要があるんですね?そうすると、その価値観を受け止めることがアドバイザーには求められそうですね。

 麻衣さん:そうですね。 

Jun:昔「収納アドバイザー」が流行ったころは自分の理想とは全く違う仕上がりでも「こうするのがBESTです!!」とアドバイザーが一方的に押し付けてくるイメージがありました。 

麻衣さん:そういう時代もありましたね。でも、すっきり片付いた状態って人によって色々。机の上にたくさん趣味のモノが並んだ状態がすっきり理想の状態だと感じる人もいれば、なんにも置かないのがすっきり理想の状態という人もいます。私の整理収納はどちらの理想も「その人の理想のすっきり」として受け止め、「すっきりとはこうでしょ?」というアドバイザー側の主観が入ることはありません。ここがコーチングの部分ですね。「クライアントの理想の状態を一緒に作り上げていく」イメージです。

  Jun:100人いれば100通りのすっきりがありますもんね。

 ― コーチングを取り入れて、クライアント(お客様)の反応に変化はありましたか? 

麻衣さん:「こうでなきゃ」がなくなりましたね。

 Jun:それはどういうことですか? 

麻衣さん:「捨てられないならどうすればいいか?」という選択肢を提案できるようになったことで無理に捨てることがなくなりました。 

Jun:「無理に捨てることがなくなる」とは、なんとなく整理収納と矛盾しているような気もしますが? 

麻衣さん:前に、捨てられないモノを段ボールに入れて置いていたクライアントさんがいて、その箱がもう、何個もできてたんです。以前の私なら「頑張って手放しましょう」って言ってたと思うんですが、それではクライアントは心から納得できてないんですよね。そこで「捨てられないならどうすればいいか?」と、捨てられないモノ達と徹底的に向き合ってもらいます。

 Jun:例えばどんなふうに? 

麻衣さん:箱の中身をひとつずつ取り出して何が入っていたか確認してもらったり、どれくらいの量の捨てられないモノがあるのかをしっかりと把握してもらいます。 

Jun:するとどんな変化が起こるんですか? 

麻衣さん:一つ一つモノと向き合うことで、置いておきたいもの、手放したいけど捨てるのは嫌なものというのが見えてくるです。そこで、手放したいものを捨てずに手放せる方法を一緒に考えるんです。こんなふうに、クライアントの意識が「捨てられない」から「条件によっては手放してもいい」に変わってくるんです。

 Jun:なるほど!!小さな一歩でも手放すための前進ですね。 

麻衣さん:そうなんです。

 ― 現場のお仕事だけでなくセミナー講師としてもご活躍されていますが、どういったセミナーですか?


 麻衣さん:子ども部屋のおもちゃ収納だったり、断捨離、モノの使用頻度に関することや適正量に関することなど、月によって色々なテーマでセミナーを行っています。

 ― セミナーにはどんな方が参加されているのですか?

 麻衣さん:子育て中のママさんや50代~70代まで幅広くご参加いただいています。最近は男性の受講者さんもちらほらお見かけします。

 Jun:男性は整理収納セミナーにどういったことを求めて来られるんですか? 

麻衣さん:例えば終活ですね。ものを減らして子どもたちに迷惑をかけないように!と受講されていらっしゃいます。 

 ― 整理収納にコーチングを取り入れることで、これからどんなことができそうですか? 

麻衣さん:その人の本当に住みたい理想の部屋にグッと近づけることができると思います。 

Jun:そうなるとどんないいことがありますか? 

麻衣さん:整理しなくちゃ!ということに当たっていた焦点が、部屋が片付き理想の部屋になったことで自分へと目を向ける余裕が出てきます。「理想の部屋にどんな自分がいたらいい?」と自分に焦点があたることで、自分のやりたいことが見つけられるようになります。整理した後のその人のなりたい姿をイメージし、その人の人生が楽しくなるように「クライアントの未来も整える」ことができると思います。 今は子育てで忙しいお母さんも、理想のお部屋をキープする方法を手に入れることで「整理しなくちゃ!」という日々のミッションから解放され、その思考スペースをご自身の次への一歩を考える時間に使えるようになると思います。

 ― ところで、麻衣さんは整理収納アドバイザーであると同時に、ライフコーチでもありますよね?整理収納に関係のないテーマで麻衣さんのコーチングセッションを受けることはできるのですか?

 麻衣さん:もちろんです♪InstagramのDMからお問合せください。 

― では最後に、この記事を読んでくださっている皆さんに一お願いします!! 

麻衣さん:人の心に寄り添う整理収納コーチを目指してます!! 



「私がいなくても自分で整理収納ができるように、クライアントに沿った形でその方の性格にあった収納をコーチングの手法を取り入れながらアドバイスしていく」とおっしゃる麻衣さん。麻衣さんのコーチングセッションを受けて感じたことは、麻衣さんは「ポジティブな視点で物事を見るスペシャリスト」だということです。きっとたくさんの人が理想の暮らしを手に入れられることと思います♪

麻衣さん、ありがとうございました!


=岸本 麻衣(きしもと まい)=

学生時代に心理学を学ぶ。

3人の男の子の母親。

定期的に整理収納セミナー講師をしており

幅広い年代の「なりたい自分」づくりを応援しています。

整理収納アドバイザー1級 銀座コーチングスクール認定コーチ

各種お問い合わせはこちらから!!

麻衣さんのInstagram→→→@mai_seiri

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コーチングを日常に♪ どんなことにも応用可能な『コーチング』という考え方。いつでも誰にでも気軽に使ってもらいたくてこのプロジェクトは動き出しました。コーチのスキルを持った各分野のプロフェッショナルをたくさんご紹介していきたいと思っています。まいじゅんプロジェクトでも整理収納コーチまいとハンドメイド作家コーチJUNが、スキルを活かした楽しいワークショップなどを開催してます♪

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