第9回 読書会を開催しました!
第9回目の読書会を開催しました♪
この読書会は、お互いに紹介したい本を持ち寄り
その本のどんなところが印象に残っているか
どんなことを感じたか、気付いたことなどを
みんなでシェアする会です。
自分では選ばないような本に出会ったり
自分とは違った視点での本の楽しみ方を発見できたり
毎回とても楽しい時間となっています。
さて今日は読書会が始まって以来初めて
「テーマ」を決めての開催となりました。
今日のテーマは「子供の頃好きだった本」
参加者それぞれの想いでの本が集まりました!!
☆べにばらホテルのお客 安房直子
☆ぐりとぐら なかがわりえこ
☆母を訪ねて三千里 エモンド・デ・アミーチス
*番外編 雑誌明星のうた本「RCサクセション/不思議」
「べにばなホテルのお客」というお話は作家である主人公が
森を散歩していると、自分の書いた物語とそっくりな状況に遭遇。
そして、森で出会った好青年に思いを寄せるも
きつねと三角関係になり、最後はきつねと青年が結ばれるという
とってもキテレツで幼心に「恋は切ない」と感じる一冊なんだそうです。
好青年を思って頑張る主人公でしたが、きつねのことを好きな好青年と、
好青年を好きなきつねとの間に入ることはできなかった主人公。
「お互いに好きなら仕方ない!」と知った1冊でもあったそうです。
「ぐりとぐら」もうこれは、言わずと知れたベストセラーです。
物語の内容はほとんど覚えていないのですが、ここに出てくる卵、
粉を混ぜるボール、そしてホットケーキ!!
今、思い出すだけでも、ホットケーキのおいしいにおいが感じられる
一冊です。森の仲間とホットケーキを分け合うシーンは
今、改めてみると海の生き物、空の生き物、陸の生き物、肉食の動物も
草食の動物もみんな1つのホットケーキを分け合って食べる、何とも
幸せなシーンです。
「母を訪ねて三千里」、この物語は本で読んだ方も、TVで見ていた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
スペインからたった一人で南米チリ(だったかな?)にお母さんを探しに行く
マルコ少年の冒険記です。
途中幾多の困難に遭遇しますが、なんとか問題を解決し母へと進むその姿が
痛快な1冊だそうです。参加者曰く、「本っておもしろい!!」と思ったきっかけの本
なのだそうで、ご飯を食べるのも忘れて一気に読み切ったんだそう!!
番外編「明星・うた本」RCサクセション/不思議 これ、私が小学校高学年か
中学生の頃の話なんです。毎月買っていたアイドル雑誌の付録で、
真ん中の見開きにド派手なメイクにじゃらじゃらアクセサリーを付けたおじさん(清志郎さん)の写真がデデーン!!と載っていて、
当時の私は「こんなおじさんがメイクをしている写真が載ってる本を私が持っていることが母が知ったら、不良になったと思われる!!」と勝手に思い込んで、必死でこの本を隠していたというお話です(笑) 今では考えられませんね。
というわけで、今回の読書会では、ジェンダーや多様性、何かを知ることの面白さが
話題の中心となりました。
1987年に発売された「べにばらホテルのお客」では人間と動物の恋、「ぐりとぐら」では共存、「うた本」ではジェンダー、「母を訪ねて三千里」では未知への挑戦・知ることの面白さ。
随分昔に書かれた本。ようやく、同性の恋や、自然との共存、主観的なとらえ方ではなく
多角的にとらえてそれぞれを認めるという社会が動き始めました。
何だかあたらしい感覚だと思っていましたが、もしかすると私たちが忘れていただけで
昔々からずっと、こうだったのかもしれないなと、感じる読書会でした♪
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!
次回の読書会は6月11日(金)の予定です♪
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MJP5月のおはなし会は・・・
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