【インタビュー】第3回 ハンドメイド作家×コーチ 新枦淳さん
「〇〇×コーチ」インタビューシリーズ。
ここでは、コーチのスキルを持ったその道のプロの皆さんをご紹介していきたいと思います。
さて、3回目のゲストは『ハンドメイド作家×コーチ』の新枦淳(しんばし じゅん)さん。 淳さんは、23才(長男)、22才(次男)、20才(長女)と立派に成人された3人のお母さまでもあります。そして『笑顔の時間お届け人』として活動されております。「笑顔の時間お届け人」って・・・?気になりますよね!インタビューでも『笑顔の時間お届け人』について沢山お聞きしました。
ハンドメイド作家としては定期的にイベントに出店、自身のホームページでもハンドメイド作品の販売をしています。月に一回「スキル交換」も実施中。ひらめいたことをどんどん形にしていく淳さんはとても輝いて見えます。表裏なく、心の内をさらりと話してしまう所も彼女の魅力です。
軽快なトークとユーモアでお茶目な一面、そして柔らかい物腰、「彼女と話せば誰でも元気になれる!」そんなコーチです。 ハンドメイド作家として、そしてコーチとして、何を大切にしているのか、これからどんなことをしていきたいのか、今の気持ちを思いつくままに話していただきました。 (interviewer/Mai)
― 今日は淳さんのことを色々聞いてみたいと思うのですが、はじめましての方もいると思うので、まず淳さんが何をしている方かを伺ってもいいですか?
新枦淳さん(以下淳さん):ハンドメイド作家、そしてコーチとして活動してします。 「笑顔の時間お届け人」です!
Mai:ハンドメイド作家…分かります。コーチ…分かります。 「笑顔の時間お届け人」って何ですか!?
淳さん:日常の中でのちょっとした煩わしさを解消して、にこにこしている時間を少しでも増やす…そんな時間をお届けする人って感じです。
Mai:なるほど。そういうことなのですね!日常に隠れているちょっとした煩わしさを淳さんのハンドメイドやコーチングによって解決してくれるってことですね。 それはどんな方に向けてやっていきたいと考えているのですか?
淳さん:段取り良く進めたいのに進まない方や予定通りに動けないなんて方。 困っている方や悩んでいる方全般に向けて活動していきたいですね!
Mai:素敵な活動ですね。ちょっとした煩わしさを解消してにこにこしている時間を増やすなんて。家族関係も良くなりそうですね!
ー 因みにちょっとした煩わしさというと淳さんは今までにどんなことを解消されてきたのですか?
淳さん:例えば、保育園の先生のためのポーチを作った時は、要望をしっかり聞き、先生が使いやすいように作りました。小さな子供を相手にするお仕事、スピードが命です。ほんの少しの工夫で使い勝手が抜群に良くなり、煩わしさから解消されるんですよ。そうすると気持ちも軽くなり仕事の効率が上がります。
Mai:その人その人の要望に合わせて作っていくのですね。 確かにそれは笑顔が増える。それで「笑顔のお届け人!」なのですね。・・・なるほど!
淳さん:ファスナーの開け閉めが面倒な方には面倒くさがり屋さんのポーチや、ポケットティッシュの合わせが使いにくいという方には合わせの上下を変えて作りました。
Mai:本当に「ちょっとした煩わしさ」を解決していますね!
ーところで淳さんのハンドメイドはどこで購入できますか?良かったら教えてください!
淳さん:「puーchette」というホームページで販売しています。 あとは、京都の平野神社で奇数月にある手作り市にも出店しています。 (こちらはお休みの時もあるのでお問い合わせください。)
― 淳さんとハンドメイドの出会いについて教えてください!
Mai:ハンドメイドとの出会いはいつですか? お上手なので、いつから好きだったのかと興味が湧きました。
淳さん:小学一年生の時かもしれません。 フェルトで小物を作るのにはまっていました。 一緒に暮らしていた叔母が洋裁の仕事をしていたのでその影響もあって…。当時足ふみミシンをカタカタと踏む姿を横で見ていて、「私もやりたい!!面白そう!!」って始めました(笑)
Mai: 身近な方で洋裁のお仕事をされていた方がいたのですね。 それは良いですね。分からないことも教えてもらえそうです! 印象に残っている作品にはどんなものがありますか?
淳さん:小学3年生の時に作った「目覚まし時計の形のパジャマ入れ」や 白い布にスヌーピーの刺繍をしたことですかね。でもスヌーピーの刺繍は失敗しちゃって・・・。それもまた良い思い出です。 Mai:淳さんのひらめき上手な所はこの頃からだったのですね。 「目覚まし時計の形のパジャマ入れ」なんて、なかなか思いつきませんよ。 それを小学3年生で再現だなんて! これからどんな方に提供していきたいと思っていますか?
淳さん:何かに煩わしさを感じている人、私の作品を欲しいと思ってくださった方、誰でも! 社会貢献している方々、看護婦さんや学校の先生、色々な作業をしている方など、働いている人の 作業効率が上がるような作品を作っていきたいです。あと、「欲しい!」と思ったときに欲しい方に届けられるようにしたいと思っています。
Mai:笑顔の時間をお届け人・・・淳さんのお話を聞いているとぴったりのキャッチフレーズに感じます。きっと淳さんの作品を手にした方は笑顔になること間違いないですね!
ーハンドメイドについて一言お願いします。
淳さん:「好き!」ですね。
Mai:シンプルで分かりやすい! その心は?
淳さん:ハンドメイドで何でも作れるわけではないけれど、自分や誰かの望みを叶えられるものだと思っています。ハンドメイドを通してちょっとした煩わしさを解消し、笑顔を増やしていきたいと思うんですよね!
―淳さんとコーチングの出会いについて教えてください。
Mai:淳さんとコーチングの出会いが知りたいです。
淳さん:整理収納アドバイザーの友達がいるのですが、その友達に「コーチングに向いてる!」と言われたのがきっかけです。「コーチングって何だ?」と、 インターネットで調べて銀座コーチングスクールにたどり着き、無料体験に参加しました。
Mai:言われてすぐに調べる所、そして行動に移す所が好奇心旺盛に感じます。 淳さんの若々しく、明るいパワーはそこからくるのですね!
ーでは、淳さんにとってコーチングとは何ですか?
淳さん:自分を知ること。自分を知るためのツールです。
Mai:自分を知る・・・ですね。自己基盤が大切なコーチには必要なことですよね。どんなことを知れたのかも教えてください。
淳さん:気持ちのパターンです。自分がどんな時にどんな気持ちになるか・・・ですね! それを知ることによって、ネガティブになりそうな時には準備ができる。準備ができるからダメージが少なくて済む。そして無駄に悩む必要がなくなる。 起こったことを頭の中で考えて客観的に見ることができるようになり、自分を責めなくなりました。
Mai:それは好循環ですね!コーチングを学んで淳さん自身も変わったように思います。 コーチングで変われたことはどんなことがありますか?
淳さん:色々な人や考え方に触れられることで、以前は自分と違う価値観の人にはついていけないと思っていましたが、自分とその人の価値観をすり合わせようとしていることが原因だと分かりました。 自分に興味が出てきたことや、自分を愛おしいと思えるようになったこと、できないながらにそれなりに頑張っている自分を応援したくなることで、自分自身も他の人のこともそのまま受け止められるようになってきました。
Mai:コーチングは淳さんに色々な気づきを与えてくれましたね! 今までもきっと大らかで素敵な淳さんだったと思うのですが、コーチングで益々パワーアップした感じがします。 パワーアップした淳さん、コーチングでやっていきたいことはありますか?
淳さん:そうですね。 世の中の人がご自身を応援するようになってほしいと思います。 喧嘩や嫌なこともあるけど、今より幸せなことがちょっとでも増えたらいいな。その積み重ねが振り返ったらすごく大きなゆとりにつながると思うのです。
Mai:コーチングが世界平和にまでつながるとは・・・!淳さんの発想力に無限の可能性を感じます。
ー最後に淳さんがまいじゅんプロジェクトで会いたい人はいすますか?
淳さん:ウォルトディズニーです! ウォルトディズニーは人の良い所を引き出すのがとても上手なコーチだと思います コーチングをやっているわけではないと思いますが(笑)。 もともと備わっている才能というか・・・。周りの人の得意なことを見つけるのがとても上手な人だったそうなんです。そして「できない」と言われることが嫌いなんですって。彼は無理だと思われていることをできるようにするために「できることを創り出す天才!」だと私は思っています。だから成功をおさめているのだと思います。
淳さんのポジティブな考え方や柔軟な発想はとても魅力的に感じます。 これからも笑顔の時間お届け人として、沢山の方に笑顔を届けてください。 ありがとうございました!
=新枦 淳(しんばし じゅん)=
オーダーメイドの洋服を仕立てていた叔母の影響で、物心ついたころから手芸を始める。 学生時代、友達の書いた絵をぬいぐるみにしたりペンケースを作って楽しむ。 奥田民生さんにドハマりし、友達になりたい一心で音大に進学。 その後、民生さんと友達になることは無理だと悟り音楽を断念し結婚。 結婚してポコポコっと2男1女の母になる。 1996年、母になったのを期に再び手芸魂に火が付き、子供服や雑貨をせっせと作る。一時期は北野天満宮の「天神市」で販売。 怒涛の子育てを終え、2017年、minnneにてハンドメイドの雑貨を販売を開始。 2019年、興味だけで参加した銀座コーチングスクールの無料体験会で「コーチング」に出会う。 2020年GCS認定コーチの資格を取得。「いつもよりちょっとでも長く笑顔で過ごす時間を届けたい!」コンセプトを持った作品作り+コーチングを取り入れ再始動する。現在は奇数月に京都の平野神社「平野櫻市」にてハンドメイド作品を販売。コーチングを使った自分探しの旅を提供する「ミチクサトリップ」も進行中!!
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